都内には、色々なパワースポットがありますが、新橋のビル群の中で、緑に囲まれたパワースポットがこちら。
「愛宕神社」のご紹介です。
愛宕神社について
都道301号線の大きな道路に面している愛宕山にある神社。
その昔、徳川家康公によって防火の神様として祀られました。
実は、標高25.7mのこの山は東京23区内で一番高い山なんです。
本殿に登る男坂は、別名「出世の石段」と呼ばれる急な石段です。
その昔、徳川家光が、この急な石段の上にあった梅の木を「馬で誰か取ってこい!」と命じました。
その際、ただ一人、曲垣平九郎という人物が馬にて駆け上がり、梅の木を手折ったのち、馬で駆け下り、その梅の枝を家光に献上しました。
平九郎は家光に讃えられ、一夜にしてその名が広まった・・・という故事に由来するとのこと。
こちらがその出世の石段。
意を決して登っていきます。
登っている途中はこんな感じです…。
横に手すりや鎖がありますので、体力に自信がない方はこれを頼りに登っていけます。
登ったあとに振り返るとこんな風景が・・・。
ちなみに。
この石段の反対側には、車が通れる車道がありますし、エレベーターもありますので、足が悪い方も安心して登ることができます。
水色の鉄骨の建物がエレベーター。
境内の様子
階段を登りきると目の前には、「丹塗りの門」とその先に本殿があります。
こちらが本殿。
主神である「火産霊命」を祀っています。
火に関するもの、印刷やコンピューター関係、商売繁盛、恋愛、結婚、縁結びなどのご利益があるそうです。
参拝者は、やはり出世の石段を登ってくるサラリーマンが多いよう。
本殿のすぐそばには、「招き石」という石があります。
この石を撫でると福が身につくとのこと。
こちらが、出世の石段のお話に出てきた、将軍のために手折った梅の木。
境内には他の神様を祀っている社もあります。
天狗様を祀っている太郎坊社。
「福寿稲荷社(左)」と「大黒天社(右)」。
こちらも小さいお社ですね。
境内にある池のそばには弁財天。
このように、小さいながらも色々な神様がいらっしゃり、色々なご利益を授けてくれます。
ちなみにこちらの鯉に、社務所で売っている餌を購入してあげると、金運がアップするとか??
小さい滝もあります。
こんな風に、都会のオアシスのような空間で、ほっと一息できるひとときを過ごせる場所でもあるのです。
本日のまとめ
石段86段を登って久しぶりにお参りをしてきました。
もちろん登った次の日には、膝のあたりが見事に筋肉痛に・・・。
なかなか簡単には出世させてくれないということですね(笑)
おまけ
今では、周りは高いビルに囲まれている愛宕山。
江戸時代末期。
倒幕派が江戸に攻めいらんとしている時代。
倒幕派の西郷隆盛と勝海舟の会談の場になっていたそうです。
そして、ここから江戸の街を見下ろし、あまりの美しさに「ここを戦火に晒すのは忍びない」と、江戸城の無血開城へと導いたとされています。
ここに来るたびに、その歴史を感じるのでした。
スポット詳細
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