寒くなったり急に暖かくなったりと気温の変化が大きい今日この頃。
日本酒のよいところは、冷たくしても温めても楽しめる点があると思います。
そんな、冷から燗まで楽しめるお酒「香住鶴 生酛」のご紹介です。
お酒について
兵庫県但馬にある「香住鶴」さんが醸すお酒。
この蔵元さんは、昔から伝わる日本酒の製法である「生酛」「山廃」にこだわって作っています。
通常日本酒を醸す際は、
①液体状の乳酸菌を加える
②蔵内に生息する乳酸菌を取り込んで繁殖させる
という、2つの作り方があります。
この酒蔵さんは②の作り方をしているのです。この方法だとコストが高かったり、蔵人さんの技術を要したりと大変なのですが、この作り方にこだわっているのです。
この「香住鶴 生酛」は、「生酛」の特徴である、濃醇な酒質で、米の旨みが広がるお酒です。
口に含むと、まずちょっと酸味を感じます。
その後に広がるのが、なめらかな米の風味と旨み。
コクはあるのに、後味のキレはいいのです。
これは、ちびちびとのんびり飲んでいくタイプのお酒ですね〜。
冷から燗まで楽しめるお酒ですが、個人的にはぬる燗が断然オススメです。
合わせる肴は
和食全般に合うタイプのお酒です。
前菜からメインまで、楽しめそうです。
蟹料理
この酒蔵さんのあるのは、「松葉ガニ」や「ベニズワイガニ」が水揚げされる香住港のそばとのこと。
地元のものに合わせて蟹料理なんていいですね。
肉じゃが
しっかりとした味のお酒なので、味がしっかり染みている料理にも合います。
本日のまとめ
昔からの製法にこだわって作られたお酒。
ゆっくりと杯を傾けながら、美味しい料理に合わせていきたいですね。
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長羅ある
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