京都伏見を巡る旅。
前回の記事はこちら。
日本酒処伏見の中でも、私が究極におススメをするのが、この「藤岡酒造」さんのお酒であり、併設されている酒蔵バーの「えん」。
本当はあんまり教えたくないけど、やっぱり広めたい〜〜という気持ちで書かせていただきます!(笑)
藤岡酒造さんについて
京都伏見にて、「蒼空」というお酒を醸している蔵元さん。
創業は明治35年と古いのですが、実はこの蔵、三代目が突然亡くなったことで、平成7年に一度閉鎖されてしまいます。
その後、現在の五代目蔵元が、各地の酒蔵を訪ねて酒造りを学び、自らの手で酒造りを、平成14年に蔵を復活させた、復活の蔵なのです。
現在でも伏見で一番小さな蔵だと思われます。
「酒蔵バー えん」の様子
この蔵元さんの敷地に併設されているのが「酒蔵バー えん」。
テーブルとカウンターが8席ほどの小さなスペース。
繁忙期には、店の中だけでなく、外にも折りたたみのテーブルが置かれるほどの人気です。
カウンターは掘りごたつ式になっていて、正面には、仕込みタンクが置かれています。
酒造りの時期には、蔵人さんたちが動き回る中、日本酒を傾けられるという超マニアック、且つ、贅沢な場所です。
メニューといただいたものはこちら
目の前で仕込まれている「蒼空」をはじめ、ノンアルコールメニューやフードメニューも揃っています。
今回は、お昼に散々お酒を飲み、ご飯も食べているので軽くいただきます。
クリームチーズの酒盗のせ
これはヤバイ組み合わせですよね。
そして、これだけ一杯乗せてくれるというサービスが素敵すぎます。
蒼空 生酒 美山錦
「蒼空」定番酒をまず一杯。
すっきりと爽快、そして伏見の柔らかい水が相まって、本当にすーと入っていくお酒です。
蒼空 凍結酒
1日限定10杯の限定、運よくラスト1杯にありつけました。
こう見えて、がっつりお酒です。
山田錦のしっかりとした風味がじわじわと効いてきます。
これからの夏の時期にピッタリ。
蒼空 純米吟醸 雄町
試験醸造のお酒とのこと。
最近、色々なお酒を醸造されていて、市販には流通せず、蔵元だけで購入できたり飲めたりします。
香りもお米の味もしっかりとしていますが、重たさを感じなかったです。
蒼空 純米生 おりがらみ 美山錦
新酒の時期だけの限定品。
おりがらみ、なのでうっすらと濁っています。
生酒のくどさがなく、こちらもすいすい飲めてしまいますね。
酒粕アイスクリーム
こちらはノンアルコール。
酒粕の風味がありますが、もっさりとした感じがほとんどないので、お腹いっぱい〜と思いきや、入ってしまいます。
このバーの横には、売店があり、飲んだお酒も購入できます。
宅急便にて配送もできるので、旅の途中でも安心です。
本日のまとめ
仕込みの様子を見ながら、ゆっくりと日本酒を傾ける、大変素敵な空間です。
伏見を巡って疲れた足を休めながら、美味しい日本酒を一杯。
(一杯といいながら、結局2人で4杯飲んでいるというツッコミは置いといて・・・)
年々人気になっているようですので、今の内に是非どうぞ(笑)
店舗詳細
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