今年2015年、何の年か知っていますか?
「大坂の陣」から400年の年、なんです。
ということで、現在、丸ビルでは「丸の内夏の陣」として
「大坂の陣400年 丸の内夏の陣 真田幸村と戦国武将たち」というイベントを開催しているのです。
「大坂の陣」とは
歴史の教科書で出てきた覚えがある人も多い筈。
徳川家康が、1600年の関ヶ原の戦いを制し、1603年に征夷大将軍となり江戸幕府を開いたのは有名ですね。
天下が安泰したように見えてましたが、脅威に感じていたのが大坂を治める「豊臣家」。
家康がこの豊臣家を討つ為に挙兵したのがこの「大坂の陣」です。
これによって、150年以上続いた戦国時代が終わり、幕末まで大規模な戦闘が終焉したのです。
「丸の内 夏の陣」について
ということで、大坂夏の陣では豊臣方につき、最後の最後まで家康と戦った武将真田幸村。
そして、大坂の陣で活躍した戦国武将たちに関する展示が行われています。
東京駅の丸の内口から徒歩1分の丸ビル。
この一階には、様々な催し物が行える広々としたスペースがあり、そこでこのイベントが開催されています。
イベントの様子
今回のメインは、戦国武将の甲冑の展示。
勿論レプリカではありますが、細部まで細かく作られているんです。
豊臣秀吉
勿論大坂の陣の時には亡くなっておりますが、しっかりと展示。
この兜は、菖蒲の葉っぱをイメージして作られたデザインで、自らを大きく見せるための演出だそうです。
すごい威圧感を感じますね。
真田昌幸
真田幸村の父親です。
一説によると、幸村の戦術戦法は昌幸から伝わったものとか。
きらびやかな鎧と、胴の部分に見えるはしごの模様が特徴。
徳川家康
この兜は家康自らがデザインして作らせたものとのこと。
シダのように生い茂る「お家繁栄」を祈願した、「前立て」といわれる兜の飾りが特徴です。
伊達政宗
黄色と青の糸が特徴の鎧ですが、この鎧、五枚胴と呼ばれ、たたむと非常にコンパクトになる機能性も整えている鎧です。
上杉景勝
上杉謙信の養子で米沢藩主。
瑞雲に日輪が特徴の兜と、全身黒の鎧。
武人らしい鎧です。
真田幸村
真田隊といえば赤塗りの甲冑で有名ですね。
この甲冑は敵陣の中でひときわ目立つ存在。
敵を威嚇する効果もあったようです。
真田丸の再現ジオラマ
今回、東京初登場となっているのがこのジオラマ。
大坂の陣の時に、幸村が大阪城を守る為に築いた陣が「真田丸」。
手前が大阪城、一番奥の部分が真田丸です。こう見ると結構大きいものだったということがわかります。このほかにも、戦国グッズが販売されていたり、この展示のすぐそばにあるMarunouchi Café × WIRED CAFEではコラボメニューがあったりしています。また、来年2016年のNHK大河ドラマが「真田丸」ということもあり、そのドラマの紹介コーナーも。是非是非足を運んでみてください。
本日のまとめ
丸ビルという場所がら、たくさんの人が足を止めて展示を眺めていました。
甲冑の本当に近くまで見ることができ、細かく再現されている様子がわかります。
お子様の夏休みの自由研究などにもいいですよ(笑)
今週末までですので、お早めにどうぞ!
イベント詳細
開催日時:8月13日(木)~8月29日(土)
開催時間:11:00~21:00(日・祝 20:00まで)
会場:丸ビル1階マルキューブ
観覧料:無料
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長羅ある
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