最近「日本の文化」が特に好きになってきました。
「和楽器」然り、「和食」然り。
色々なものがありますが、敷居が高いな〜と思ってしまうものの一つ「茶道」。
そんな茶道ですが、正座もせず、テーブルとイスの状況「テーブル茶道」というのがあるとのこと。
そんな茶道を体験出来る講座があるということで、早速行ってきました!
テーブル茶道って?
その名の通り、イスに座りテーブルの上で、お点前をするスタイルが「テーブル茶道」と言われるもの。
講師の神林先生は、もともと「宗徧流」という流派で茶道をされていて、その後「流派にとらわれずに誰にでもできる」というテーブル茶道を始められたそうです。
正座の必要もなく、道具も最低限のものを揃えればいいので、気軽にできるのが特徴です。
講座の様子
今回の講座の生徒さんは私を含めて3人。
みんな女性で初めて茶道をする、というメンバー。
まずは先生から、茶道の流派などの説明、テーブル茶道の作法などの説明などがあります。
こちらはお客側のセッティング。
手前にあるのが、折りたたみ式の前掛けのような道具。
ポケットの部分には、懐紙が入っていますが、通常洋服だと懐紙を入れる場所がないので、特注して作ってもらったというすごいアイテムです。
説明の後は、早速お茶席のスタート。
テーブルの席ではありますが、通常の茶道と同じようなマナーがあります。
まず和菓子をいただきますが、この大皿からそれぞれ取り分けていきます。
「正客」と言われる、上座に座った方から、懐紙に載せていきます。
この時には、次に取る方に向かって「お先にいただきます」と言ったり、言われた方は会釈をしたりという感じ。
この和菓子は、「紅花」をモチーフに作られたもの。
染料や食用油にも使われる花ですね。
黄色とオレンジのビタミンカラーで、お客様が元気になってほしいという「亭主(お茶席の主人のこと)」の思いが込められています。
お茶は和菓子を食べた後に戴くので、この和菓子を食べている間に、まずは先生がお点前を披露してくれました。
その所作の美しさ。
そして、凛とした空気が漂います。
思わず見とれて、写真どころじゃありませんでした(笑)
お茶の飲み方も教わりつつ、まずは一服。
この時にも、「お先に頂戴いたします」や、「結構なお点前でございました」などのマナーがあるんですね。
勉強になります。
その後は、私たちが自分で自分用にお茶を点てます。
本当は、袱紗を使って、道具を清める所作もあるのですが、今回は体験ということなので、お点前のみをやっていきます。
その和菓子がこちら。
こちらも自分用に懐紙に取っていきます。
この時期は、紅葉のお菓子も緑色。
これが、秋のお茶席ですと、赤などに色づくとのこと。
和菓子からも感じる四季も茶道の楽しみの一つです。
こちらがお点前のセッティング。
何と言っても特徴は、茶釜ではなく、水筒(少々見切れていますが)を使ってお湯を入れていくということ。
身近にある道具で、お点前ができるのです。
そして、これが人生初で点てたお抹茶。
「皆さん、初めてとのことですが、なかなか上手ですよ〜」と先生に褒めていただきました!
このお点前を2回やって、講座は終了。
緊張感がありながらも、終始穏やかな雰囲気でした。
本日のまとめ
敷居が高そうで、未知の世界だった茶道ですが、この「テーブル茶道」なら一気に敷居が下がって、素敵な体験ができました。
「ちょっとだけ非日常の空間」が体験できるこの講座。
また是非参加してみたいと思います。
和菓子も本当に美味しかったです!
今回体験した講座はこちら
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長羅ある
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