日常酒として楽しめるお酒シリーズ。
とにかく「キレ」にこだわって作られている「加賀鳶 純米 翔」をご紹介します。
お酒について
このお酒を醸すのは、石川県にある「福光屋」という蔵元。
創業は1625年と金沢で最古の蔵です。
日本酒だけでなく、日本酒を使った化粧品や酒粕を使った調味料、そして近年ではなんと「零の滴」というアルコール分0.00%の純米酒テイストの飲料まで作られるという、幅広い事業を展開されています。
この蔵元さんは「軽くて旨い純米酒」を作ることをモットーに、すべてのお酒を純米造りにしています。
そのブランドの一つ「加賀鳶」のコンセプトは粋。
最も大切にされているのが「キレ」ということ。
この「加賀鳶 純米 翔」も、絶妙のキレがありながら、旨味も残しているお酒。
すっきりとした香りと、すっきりとした喉越し。
キリっと冷やして飲むとすーっと抜けます。
ちなみに、私がオススメするのは「ぬる燗」。
40度程度までじわじわと温めると、柔らかな旨味とほのかな香りが引き立つ、バランスのよいお酒になります。
もうちょっと寒くなったら、45度くらいまで温めた「上燗」でもイケます。
色々な温度帯で楽しめるお酒の一つですね。
合わせる肴は
シンプルな味なので、焼き物や野菜などにぴったりだと思います。
なすの揚げ浸し
石川県は加賀野菜が有名ですので、こんな風に合わせるのもいいかなと。
焼きガニ
日本海の冬の名物といえばカニ。
シンプルな日本酒ですので、カニの風味を邪魔しません。
本日の結論
純米酒は重たい・・・という印象を一気に覆してくれるような、軽くてキレがあって、でも旨味もあるという、贅沢なお酒。
それが、720mlだと900円ほどで購入できるというコスパも文句無し。
夏でも冬でも楽しめるお酒なのでした。
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長羅ある
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