先日12/13に「唎酒師」の試験を受けてきました。
そして、12/23 合格の通知を無事にもらうことができました。
ちょっとバタバタしていて、合格証を郵送で受け取ったのが昨日でしたので、(結果はネットで見ていた)そのことを書いてみようかと思います。
「唎酒師」って?
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が設定している資格です。
こちらのホームページによると、
飲み手の好みやご要望を察知し、日本酒とその楽しみ方を提供出来るプロフェッショナル!
それが唎酒師です。
とあります。
単に味を判断して語ったりする「マニア」ということではなく、あくまでも「サービスを提供する側」として、日本酒を飲んで勧めていくわけです。
どんな試験?
試験は4つに分かれています。
①サービス提供者としての飲食全般の知識
日本酒だけでなく、飲食に関することについての知識。
例えば
「サービス提供者としての心構えとは?」
「世界最古のお酒は?」
「チーズの保存方法は?」
などなど。
普段飲食業でない人間なので、これが一番大変だったかも?
②日本酒の知識
日本酒全般の知識。
「日本酒の歴史」
「日本酒の分類」
などなど、日本酒全般に関わること。
改めて作り方などを学ぶことができました。
③テイスティング
「2つのグラス内を日本酒の4分類に当てはめ、味わいや香りの特徴を書き出す」
「劣化した日本酒を見分ける」
というテスト。
この「特徴を書く」というのがなかなか曲者でしたね。
④日本酒のプロモーションなど
「受験日の季節によってそれぞれの季節を想定した日本酒のプロモーションを展開する」
「酒燗器(飲食店によくある日本酒を熱燗にしてくれる機械のアレです)の洗い方は」
「熟酒(熟成させたお酒)に合う酒器を選びその理由を書く」
などの筆記問題。
ということで、総合的にみても「サービス側としての日本酒の知識を見る試験」だという結論ですかね。
これからどうするのか?
できれば、もう一つ上の資格、日本酒ナビゲーターを認定できる「日本酒学講師」までは取ってみたいかな。とは考え中。
むしろ、こちらの方が魅力があって、そのファーストステップがこの「唎酒師」。
当たり前ですが、この資格を取ったからといって、急に日本酒の味がわかるわけではなく、オススメの日本酒がスラスラ出てくるわけでもありません。
あ、あと誤解されがちですが、利き酒といってもこのお酒を飲んで「XX酒造の大吟醸ですね」とか当てられるわけでは全くないです。
ワインみたいに「1970年のシャトーマルゴーですね」とかないない!!
ともあれ、これから、もっと日本酒を飲んで味わってみることはし続けなきゃいけないことではあるので、美味しいお酒を飲みながら、少しでも日本酒の魅力を伝えていければな、と思ってます。
本日のまとめ
年内になんとか試験に合格できました。
まだ認定証は届いていないので、また届いたらきちんとご報告したいなと思っています。
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長羅ある
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