新年最初に紹介する日本酒は、しぼりたてフレッシュな日本酒。
「八海山 純米吟醸しぼりたて原酒 越後で候(赤ラベル)」のご紹介です。
お酒について
新潟県魚沼市にある「八海山酒造」が醸すお酒です。
酒造の名をとった「八海山」が有名ですね。
今年に取れたお米を使い、今年7/1以降に作られたお酒を「新酒」と言います。
このお酒はまさにその新酒です。
「赤ラベル」の他にもう一つ「青ラベル」と呼ばれるものもあり、こちらもしぼりたて原酒なのですが、また味が全然違います。
今回紹介するのは、赤ラベルの方。
取れた年の12月にしか醸していない限定品で、きちんとラベルに製造年月日が印字されています(擦れちゃってるんですが・・・)。
精米歩合が50%と、通常で言えば純米大吟醸クラスのお酒。
加水調整をしていない生原酒で、アルコール度数は17.5度と高めです。
グラスに開けるとフレッシュな香り。
さすが大吟醸クラスのお酒は違いますね。
口に含むと濃厚な米の旨味と、爽やかな酸味が一気に広がります。
本当にピチピチという音がしそうなくらいのフレッシュさ。
荒々しいしっかりとした飲みごたえですが、どこか繊細さも感じます。
そして後味は意外とスッキリしていて、また次に次にと飲みたくなってしまいます。
合わせる肴は
濃厚な旨味があるので、それにまけない濃厚な料理にぴったりです。
豚の角煮
しっかりとした肉の旨味も感じられる角煮と相性ぴったり。
お肉なら、すき焼きなんかもいいですね。
鯖の味噌煮
しっかり味噌の風味と味が効いているこちらの料理も、お魚のパンチに負けないでよいかと思います。
本日のまとめ
これからの時期、どんどん出てきます新酒からまず一つ目。
単にピチピチのお酒、というだけでなく、純米吟醸の繊細さも感じられるというお酒でした。
店頭に残っているだけになると思いますので、お早めにどうぞ。
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