食中酒として飲みたいけど、ちょっと旨味があるものもいいんですよね。
ということで、今回はなんと「日本酒度+21」という超超辛口の「「刈穂 山廃純米生原酒 番外品+21」のご紹介です。
お酒について
刈穂酒造という秋田県にある酒蔵さんの醸すお酒。
1850年に建てられた蔵で、伝統の山廃仕込みで作られています。
既成の酵母を使わずに、乳酸が自然にできるのを待つ方法です。
自然の乳酸菌と酵母で約60日間の低温発酵でお酒が作られているんです。
この「刈穂 山廃純米生原酒」は、日本酒度がぐーっと高まったところを、無濾過で詰めたもの。
ラベルの上の方で写真では見切れてますが、「日本酒度+21」と書かれたラベルもしっかりと貼られています。
香りは控えめ。
口に含むとまず感じるのがピチピチ感。
飲むと生酒独特のしっかりとした旨味と、自然の乳酸菌ならではのガツンとした旨味の両方の旨味を感じます。
このお酒の最大の特徴はやはり後味のスっとしたキレ。
アルコール度が19度と高めなのにすーっと入ってしまいますのでご注意を。
旨味もキレも両方楽しめる、贅沢なお酒です。
合わせる肴は
どちらかというと生酒の旨味に負けない濃い目の味付けの料理が合いそうです。
鯖の味噌煮
ちょっと酸味のある鯖と風味のある味噌の味と旨味が絶妙。
さらにすっとした喉越しで後味もさっぱりです。
チキンのトマト煮
お酒に酸味がない分、トマトの酸味との相性も良さそうです。
本日のまとめ
超を超えた辛口のお酒なのに、生酒の旨味もコクも含む不思議なお酒。
熱烈なファンがいるというのもうなずけます。
普通の辛口だと物足りない人にもピッタリ!
日本酒度だけに騙されてはいけないという、お酒なのでした。
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長羅ある
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