京都御苑をちょっと散策した後、いよいよ京都御所へと入っていきます。
2016年6月現在、観覧は事前申し込み制ですが、2016年8月以降は予約なしで解放される予定とのこと。
そんな京都御所の中を、ご紹介します。
御所に入るまで
御所に入るには宮内庁のHPやハガキなどで、見学の事前予約をします。
平日の9:00、11:00、13:30、15:00スタートの60分の見学コースになります。
また、英語コースもあるようです。
清所門という所が受付。
(ちなみにこの日は大雨でした)
いよいよ中へと入ってきます。
京都御所内の様子
こちらは宜秋門という門。
右にいる人と比べるとその大きさがよくわかります。
御車寄
昇殿する人たちの玄関にあたる部分とのこと。
諸大夫の間
次に案内されたのが、控えの間になっていたとされる「諸大夫の間」。
「桜」「鶴」「虎」がふすまに描かれています。
紫宸殿
即位の礼などの重要な儀式が行われる間です。
昭和天皇の即位の礼もここで行われたとのこと。
周りは塀に囲まれていて、一気に昔にタイムスリップしたように感じます。
さすがに正殿には近づけず、遠くから見るだけです。
時代物の映画で見るような風景。
この奥で、色々な宮中行事が行われていたのですね。
清涼殿
別棟の御常御殿という建物が建てられるまでの長い間、天皇が日常的に生活をされていたという所。
独特の雰囲気があります。
御池庭
美しい庭園も特徴です。
この池を中心とした庭なので、御池庭と呼ばれているようです。
御常御殿
こちらが清涼殿から日常の生活の場を移した所。
全部で15室あるそうです。
その他、こちらは小御所と呼ばれる建物。
御学問所という、学問のため、また、臣下との対面のための建物。
もちろんこの他の建物や見どころも満載。
こうした建物を、専門の案内スタッフの方が、細かい説明とともに案内してくださる、本当に貴重な時間がすごせました。
(人数も多いですし、雨の音もあったので、あまり説明が聞けなかったのが残念といえば残念でしたが・・・)
本日のまとめ
60分というわずかな時間でしたが、色々な場所を間近に見れました。
宮中の様子をわずかでも垣間見れて、本当に素敵な時間がすごせました。
今後、事前見学制ではなくなり、どんな風になるのかは未定とのことですが、こうした見学コースが残るのであれば、是非時間を見つけて、見学してみて欲しいです。
私も今度は晴れている時に行きたいです(笑)
スポット詳細
京都旅行2日目の旅行記はこちら
「京都御苑 蛤御門」禁門の変の戦場となった御所を守る御門の一つ 当時の歴史息吹を感じるスポット[2016年3月 京都旅行記9]
「京都御苑」広大な敷地にたくさんの植物や歴史スポットのある ゆっくりと散歩したいスポット[2016年3月 京都旅行記10]
長羅ある
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